「脱毛したいけど、余計に毛深くなると聞いたので心配」、「せっかく脱毛したのに、毛が濃くなったらどうしたらいい?」。実際に脱毛で毛が濃くなってしまう人はいます。これから脱毛したい人は不安になりますよね。

ここでは、脱毛による硬毛化・多毛化が不安な人のために、硬毛化・多毛化の実態対処法・予防法についてまとめました。脱毛で硬毛化・多毛化が起こりやすい部位や、硬毛化・多毛化が起きてしまったときの改善方法を詳しく解説します。硬毛化保証があるクリニックも紹介するので、参考にしてください。

脱毛すると毛が濃くなるのは本当?

自己処理方法によっては、毛が太くなる可能性もある

手軽に脱毛をしようと、自己処理で済ませている人もまだ多いですよね。
カミソリで自己処理をすると毛が太くなると良く聞きますが、実際には太くなることはありません。カミソリで切ることで毛の断面が広くなり、1本1本が太くなったように見えるだけです。
ですが、ワックスやガムテープなどで無理矢理毛を抜くと、毛穴が大きく広がりそこから生えてくる毛が太くなることもあります。永久脱毛の効果もない自己処理を続けるのは、肌が荒れるうえに毛穴がどんどん広がる可能性もあるので、おすすめできません。

脱毛サロン・クリニックでまれに起きる

では、脱毛のプロである脱毛サロンやクリニックで脱毛をすれば全く問題はないのかというと、そうでもありません。
全ての人がなるわけではありませんが、まれに硬毛化・多毛化という現象を起こし、毛が増えたり太くなることがあります。

みんななるの?硬毛化・多毛化の実態と原因

硬毛化・多毛化が起こるのはまれ

脱毛のリスクの一つに、硬毛化・多毛化があります。高いお金を払って脱毛するのに、逆に毛が濃くなるなんて!と耳を疑う気持ちになりますよね。
しかし、脱毛で硬毛化・多毛化が起こる可能性は、0.3~10%程度なので、そう頻繁に起こるリスクではありません。

硬毛化

身体のムダ毛の中でも、髪の毛や脇毛などの元々太くて硬い毛のことを、硬毛と呼びます。顔や背中などの細くて柔らかい毛は軟毛と呼ばれます。
硬毛化とは、光脱毛や医療レーザー脱毛をすることによって、その脱毛した部位の軟毛が脱毛前より太くなる現象を指します。

多毛化

多毛化は、照射部分の毛が脱毛前よりも増えてしまったり、毛が増えたように感じる状態のことを言います。硬毛化によって毛が太くなったことで本数が増えたように見えるだけのケースもあります。
硬毛化に比べて起こる確率は低いです。

レーザーの熱量が弱く、毛根を活性化させてしまうのが原因

硬毛化・多毛化の原因は明確には解明されていませんが、脱毛に使用する熱量の多い・少ないが影響している可能性が高いといわれています。

レーザー脱毛や光脱毛は、メラニン色素に熱を加えることで毛根を破壊しますが、脱毛の熱量が少ないと、逆に毛根を活性化させてしまうのではないか、という見解が主流です。

硬毛化・多毛化が起こりやすい部位と起こりやすい人の特徴

産毛しか生えていない部位は硬毛化・多毛化しやすい

脱毛で多毛化・硬毛化しやすいのは、主に顔・えりあし・背中上部・横腹・二の腕、肩・首回りなど産毛しか生えていない部位です。
ワキなどの、もともとの毛が太い部位では、硬毛化・多毛化は起こりにくいです。太い毛は毛根のメラニン色素が多く、脱毛の熱をしっかり集められるからです。ヒゲ脱毛も毛が太いので、硬毛化・多毛化は起こりにくいです。

一方、産毛は毛が細いので、毛根のメラニン色素が少なくて脱毛の熱が集まりにくく、脱毛の熱量が少なくなりがちです。

硬毛化・多毛化が産毛に多いのも、メラニン色素が少ないために、充分な熱量が加わりにくいことが原因ではないかと考えられています。

ヒゲ脱毛でも一時的にヒゲが濃くなることがある

硬毛化・多毛化とは違いますが、男性のヒゲ脱毛で、一時的にヒゲが濃くなることがあります

脱毛すると、毛穴の中に焼け焦げた毛が残りますが、毛が焼け焦げると色が黒くなり、膨張して縮れます。
ヒゲの場合はもともとの毛が太く、焦げて膨張すると余計に目立つので、ヒゲが濃くなったように感じるのです。

ですが、脱毛でヒゲが濃くなるのは数日だけで、焦げたヒゲは1~2週間後には自然に抜け落ちます。

硬毛化・多毛化が起こりやすい人の特徴

科学的に解明・証明されているわけではありませんが、今までの硬毛化・多毛化になった人の統計を見ると共通点があります。
・毛の密度が濃い
・肌の色が濃い
・ホルモンバランスの乱れがある
・男性ホルモンが多い
・脱毛後の痒み・赤みが長引く

などが、あげられます。

濃く太くなった毛は治すことができる!その対処法を解説

硬毛化してしまった毛が、目立って気になるからと自力で抜くのは絶対にやめましょう
毛周期が乱れて、自分で抜いてしまった毛をきちんと脱毛することが出来なくなります。

出力を調整して照射する

出力を上げる

硬毛化・多毛化は脱毛の熱量が足りないことが原因と考えられています。
そのため、硬毛化・多毛化が起こってしまったときの対処法として、熱量を増やして施術するサロン・クリニックが多いです。

ですが、残っている産毛が新たに硬毛化・多毛化を引き起こすリスクや、痛みが強くなることもあるため、2~3回試して改善しないようであれば、別の方法に切り替えた方がよいです。

出力を下げる

硬毛化・多毛化が起きたときの対処法として、出力を下げることもあります。硬毛化・多毛化によって、毛のメラニン色素が増えているので、少ない熱量で脱毛できる可能性があるからです。

産毛には影響がない程度の熱量なので、他の毛が硬毛化・多毛化するリスクも回避できます。

しかし、ターゲットの毛が強い場合は、この方法では脱毛効果が得られないこともあります。

脱毛器を変える

脱毛器は、機種によって光やレーザーの波長が異なります。特定の波長で硬毛化しやすい人もいるので、脱毛器を別の機種に変えることで、波長を変えると硬毛化・多毛化を改善できる可能性があります。

脱毛方法を電気ニードルに変更する

脱毛方法を電気ニードルに変更するのも効果的です。電気ニードルは、毛穴に針を差し込み、電流を流す方法です。硬毛化した毛でもほぼ1回の施術で抜くことができます

脱毛方法の中でもっとも効果が高く、硬毛化・多毛化のリスクも少ないです。

ただし、電気ニードルは料金が高く、痛みも一番強いです。また、ムダ毛を1本ずつ処理するため、光脱毛や医療レーザー脱毛に比べて、施術に時間がかかるので、広範囲の脱毛には向いていません。

ですが、硬毛化・多毛化を改善するのにもっとも確実な方法ではあるので、お金と時間に余裕があり、痛みに強い人にはおすすめです。

脱毛を一時的に休む

しばらく脱毛をお休みすることで、硬毛化・多毛化が改善する場合もあります。照射の刺激がなくなることで、活性化した毛根が元に戻るからではないかと考えられています。

脱毛を休む場合は、半年~1年くらい休んで様子を見ます。

硬毛化・多毛化にならないための予防策は何がある?

脱毛サロンよりもクリニックで施術してもらう

硬毛化・多毛化は、弱い熱量により引き起こされると考えられているため、強い出力で照射できるクリニックの医療レーザー脱毛がおすすめです。
産毛の毛根にまできちんとダメージを与えることができるため、硬毛化・多毛化になる確率が下がります。

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蓄熱式脱毛・YAGレーザーを選ぶ

脱毛に使用されるレーザーは、毛根を刺激して脱毛するものが一般的ですが、毛根を刺激せず毛包にダメージを与えて脱毛する方法が、蓄熱式脱毛です。毛根を刺激しないので、硬毛化・多毛化のリスクが減ります
また、波長の長いYAGレーザーを選ぶこともおすすめです。
波長が長いことで、毛根までしっかりとレーザーが届くので、硬毛化・多毛化を起こさずに済みます。

「硬毛化保証」があるクリニックを選ぶ

硬毛化保証があるクリニックでは、脱毛による硬毛化・多毛化と医師が判断した場合に、脱毛期間を無料で延長してくれるので安心です。

硬毛化・多毛化のリスクが不安な人は、一度クリニックの無料カウンセリングを受けてみるとよいです。硬毛化保証の条件や内容も、カウンセリングのときに聞くと詳しく教えてもらえます。

リゼクリニック

リゼクリニック

硬毛化保証で1年間、無料で再照射してもらえます。硬毛化保証で再照射できるのは2回で、半年ごとに再照射します。

脱毛料金が安く、産毛に効果が出やすいライトシェアデュエットをはじめ、波長の長いYAGレーザーなど3種類の脱毛器を毛質・肌質に合わせて使い分けています。シェービングが無料なので、えりあしや背中など、自己処理が難しい部位の脱毛も安心です。

硬毛化保証が手厚いリゼクリニック

レジーナクリニック

レジーナクリニック

硬毛化が認められると、無料で再照射してもらえます。無料再照射の期間と回数は、医師の判断によって決まるので、ケースごとに異なります。

産毛にも効果が出やすい、蓄熱式脱毛のソプラノアイスプラチナムを採用しているので、えりあしや肩などの脱毛にもおすすめです。

硬毛化になりにくい蓄熱式脱毛のレジーナクリニック

クレアクリニック

クレアクリニック

硬毛化が認められた場合は、コース完了後から1年間の照射無料保証を適用してもらえます。

産毛に効果が出やすいライトシェアデュエットで脱毛するので、うなじなど産毛が多い部位の脱毛にもおすすめです。

産毛に高効果クレアクリニック

まとめ

硬毛化・多毛化は、えりあし・背中上部・横腹・二の腕・肩・首回りなど、産毛が多い部位に起こりやすい脱毛リスクで、脱毛の熱量が少ないことが原因ではないかといわれています。

脱毛の熱量が中途半端だと、毛根にダメージを与えるのではなく、逆に毛根が活性化してしまうからです。

脱毛中に硬毛化・多毛化が起こった場合には、以下のような対処法が取られます。

熱量を増やす、または熱量を下げる
脱毛器の種類を変える
・半年~1年ほど脱毛を中断し、毛根を休ませる
・脱毛方法を電気ニードルに変更する

なお、クリニックなら硬毛化保証がついている場合もあるので、硬毛化が不安な人は、サロンよりクリニックの方がおすすめです。記事を参考に、硬毛化保証があるクリニックでカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?