脱毛は、毎日のムダ毛の自己処理をラクにするためだけに行うものではなく、将来介護される立場になったときのためにも、しておいたほうがよいのではないかと考えている人もいますよね。

脱毛施術に通うのは若い女性だけというイメージがありますが、高齢化社会になり、脱毛を希望する目的も変わってきています。自分が介護される立場になったとき、介護してくれる人になるべく迷惑をかけないようにと考える人が増加傾向にあります。

ここでは介護脱毛は思い立ったらなるべく早めにしておいたほうがいいということ、介護脱毛を受ける心構えについても説明します。

40、50代に増えている介護脱毛って何?

介護される立場になって考えた脱毛

介護脱毛とは、将来自分が介護される立場になったときのためにしておく脱毛です。介護は誰かにしてもらうものです。脱毛処理をしていないと恥ずかしいし、デリケートゾーンは特に不衛生になると考えられます。

高齢者であっても、オシャレのために脱毛をしたいという人もいるでしょう。しかし同時に、介護してくれる人を煩わせたくないという気持ちから、介護されることを考えた脱毛の需要も増えています

下の世話をされるというのは、介護ではよくあることです。その際、なにもケアをしていない箇所を見られるのは恥ずかしい、介護士が世話をしやすいようにせめてVIOの脱毛処理をしておこうという考えから、介護脱毛の人気が上がっています

介護脱毛は脱毛出来るうちに済ませておく

介護脱毛はなるべく早めに済ませておくのがおすすめです。なぜなら、今主流で行われているレーザー脱毛や光脱毛は、毛のメラニンの黒い色に反応するものだからです。

毛が太く濃い部位のほうが、脱毛施術時の痛みが強い理由のひとつも、このためです。レーザー脱毛や光脱毛の照射は、白髪になってしまうと照射をしても効果を得られず、白い毛になっている場合には、美容電気脱毛をするしか方法がなくなります

光脱毛

脱毛サロンで行っている脱毛施術は、ほとんどが光脱毛です。フラッシュ脱毛などと呼ばれることがありますが、特徴は痛みが少なく、値段が安くできることです。複数の波長の光を照射するため、広範囲の脱毛が可能です。

しかしクリニックでのレーザー脱毛よりも出力が弱いため、脱毛完了までに期間がかかります。家電店で販売されている家庭用脱毛器も光脱毛です。素人でもリーズナブルな価格で、自宅で脱毛ができますが、火傷のリスクを低くするため出力が抑えられています。効果があらわれるまでには期間がかかるでしょう。

光脱毛はメラニンに作用して、発毛を抑えていきます。サロンでの光脱毛は「永久脱毛」と謳うことができませんが、期間をかけて繰り返し照射をすることで、かなり発毛を抑えていく効果が期待できます。

レーザー脱毛

レーザー脱毛とは、主にクリニックや美容外科で行っている脱毛法です。サロンで行う光脱毛の脱毛機よりも出力が高いため、医療従事者しか扱うことができません

2つの脱毛法の違いは、光脱毛が複数の波長の光を照射するのに対し、レーザー脱毛は単一の波長の照射を行います。熱を集中させて高い出力で照射するため、痛みが強いのが特徴です。クリニックによっては麻酔薬を使って痛みを軽減してくれます。

このようにレーザー脱毛は出力が高い分、効果も高く、少ない回数の脱毛で終了します。しかし一般的に、クリニックでのレーザー脱毛は、サロンでの光脱毛よりも高額です。ただ、レーザー脱毛を行うのは医療機関だけのため、万が一、肌トラブルが起きてしまったときに即対処してくれるという安心感もあります。

美容電気脱毛

美容電気脱毛はニードル脱毛、絶縁針脱毛とも呼ばれます。ひとつひとつの毛穴に針を差し込み、電流を流し、毛根を破壊させます。

1度、美容電気脱毛をした毛穴からは発毛しません。脱毛効果は大変高いのですが、1本ずつの処理になるため、1度にたくさんの毛の処理はできません。また料金も高く、痛みも強いです。

脱毛機の照射により硬毛化してしまった毛や、脱毛機に反応しない白い毛などは美容電気脱毛をするしかありません。少ない毛の処理で済むのならいいのですが、処理する範囲が広かったり、毛の量が多かったりすると、期間や料金など、さまざまな面で負担が重くなります。

料金設定を1本でいくらとしているクリニックやサロンもありますが、光脱毛と比べると3倍ほど高い料金になってしまいます。

介護する側も不安なのは排泄処理

これからは、ますます高齢化社会になっていくことが予想されます。若い世代の介護への負担は重くなっていくでしょう。介護のために不安なのはなにかというアンケート結果では、お金の問題に次いで、おむつ交換などの排泄処理があがっています。

実際に自宅で親の介護をした人の体験談では、排泄処理が一番大変だという話もあります。特に「毛に絡みついてしまっている排泄物を処理するのが大変」ということです。きれいにしておかなければ不衛生になり、そこから病気になってしまいます。

毛が処理されている状態であれば、排泄処理にかかる時間を短縮することができます。介護される側にとっても、介護する立場であっても、VIO脱毛をしていたほうが精神的にも実務的にも負担が軽くなります


男性でも介護脱毛はしておいた方がいい

男性も身だしなみに気をつける人が増えてきて、男性の脱毛の需要も増えています。それでもまだ女性に比べると脱毛への意識は薄いです。しかし男性も介護される立場になる可能性があるのですから、介護脱毛を考えることは大切です。

また女性は、年齢を重ねると毛量が減り、1本ずつも細くなる傾向がありますが、ホルモンの関係で男性は毛量が変わらないことが多いです。処理をせず、そのままにしておくと、ムレてにおいがきつくなる、きれいにしきれずに菌が入り、病気になってしまうということがあります。

介護されることになる将来を考えて、男性でも脱毛を考えるようにしたほうがよいでしょう。


介護脱毛におすすめのサロン・クリニックは?

サロン

ミュゼ

ミュゼは全身脱毛だけではなく、部位脱毛を行っています。介護脱毛ということを考えると、VIO脱毛はしておきたいところですが、ミュゼにはVIO脱毛コースがあります。痛くない脱毛なので安心ですし、特典で両わき脱毛もついています。

銀座カラー

銀座カラーには幅広い年齢層の人が通っていて、中には介護脱毛のために通っている人もいます。白髪になってしまうと、照射の光が反応しなくなってしまうため、早めの施術を呼び掛けています。

ディオーネ

ディオーネの脱毛は痛くない脱毛として知られています。脱毛を重ねるごとに、肌のコラーゲンが活性化し、美肌に導かれていきます。産毛や、毛の色素が薄い毛の施術も可能なので、黒色が薄くなってきた毛にも効果が期待できます。

クリニック

アリシアクリニック

アリシアクリニックは医療機関なので、レーザー脱毛施術が受けられます。VIO脱毛セットがあり、分割払いにすると月々の負担額が少なくて済みます。下着から出た部分だけの施術をするビューティー脱毛もありますが、全体の施術をしてくれるスムース脱毛がおすすめです。

湘南美容外科

湘南美容外科は全国に70院以上を展開、契約したクリニックではなくても予約が取れます。予約が取りにくいこともなく、有効期限がないので、契約回数を無駄にすることもありません。医療脱毛なのに、リーズナブルな料金です。

リゼクリニック

リゼクリニックは女性専門の脱毛クリニックです。男性はメンズリゼに通うことになります。介護脱毛のために通っている人も多く、2010年から2016年にかけて45歳以上の患者さんが4.53倍に伸びています。すべてのコースが5回で統一されているので、通いやすいです。

まとめ

高齢化社会になり、若い世代への介護の負担が重くなってきています。それに伴い、脱毛は若いときのオシャレのためだけにするという考え方も変化し、介護脱毛の需要が増えています

介護される立場になったときに、「ムダ毛を処理していない部分を見られるのが恥ずかしい」ということもあるでしょう。同時に、介護してくれる人のことを考えると、なるべく手間がかからないようにしておくということもあります。

下の世話をしてもらうのに、毛が無い状態にしておくほうが処理もラクで衛生的です。サロンやクリニックの脱毛機はメラニンの黒い色に反応します。なるべく白髪になる前に、男女問わず、介護脱毛をしておくことがおすすめです。